I/O(にょんの基地)

インプットしたものをアウトプットする場所。

姉妹で過去のブログを読み漁る水曜の夜

妹と一緒に、高校、大学・専門学校時代に書いてたブログやりあるを掘り返して大笑いしてた。

課題が終わらないとか、テスト勉強だるいとか、バイトにだんだん慣れてきたとか。

年明け早々の記事のタイトル、「あけおめでぃす!」とか。

とりあえず今読むと面白すぎた。

 

「お姉ちゃんがスマホ買ってた、ずるい!私もスマホにしたい!!!」っていう妹の記事も笑ったなーーーー。

一方同日の私の記事は、「スマホのマナーモードはちゃんと機能するのか」についてめちゃくちゃ心配してる記事だった‪w‪w‪w‪w‪w

姉妹で同じ時期に書いたもの見るの面白すぎる。感じていることが全然違って。

 

お互いの愚痴もストレートに書いてあった。

妹「お姉ちゃんに風邪移された、最悪」

姉「ブログ書きかけでスリープモードにしてたら妹にPCの電源落とされて全部パーになった、ふざけるな」

当時は本当にイライラしてたんだと思うけど、お互い何書いてたかを披露し合ってゲラゲラ笑った。

 

あと、固有名詞ってすごいね。log、理科総合、リアペ、ミニレポ…当時の光景をはっきり思い出させてくれる。

 

ブログってこんなんでいいんだな、と気づかされた。

何があったのか、どう思ったかの羅列。詳しい説明なんか全然書いてなくて、「これなんだっけなぁ…」ってなることもあるけど、最終的にちゃんと思い出す。

自分のために書くのが目的なら、それでいいんだ、と。

そうやってブログ書いてみます。

LE音楽会に参加しました

8/3(土)、所属しているオンラインコミュニティ、ライフエンジンの音楽会が吉祥寺で開催された。

ライブハウスを貸し切り、午後いっぱいを使って色々なバンドが演奏を行った。

リハーサルまで入れると1日掛かりで、更に前日夜も練習していたので、体感覚的には1日半くらい音楽の世界にいた。

一言で言うと、最高だった。「やりたい」という意志が集結した空間、こんなに綺麗なのか…。今までも発表会等でステージに立ったことは何度もあるが、ここまでワクワクしたのは初めてだと思う。

演奏スタイルやキャリアに関係なく、音楽が好きだという思いに溢れた世界だった。

 

そんなステージで、私は5バンドを掛け持ちし計7曲演奏した。

短期間に集中して7曲練習したのは初めての体験だった。それまでの過去最高記録は、多分4曲。中3の合唱祭でクラス曲やら学年曲やら全校曲の伴奏を掛け持ちした時、と記憶している。掛け持ち、大変だったけど楽しかった(笑)

 

個人的に今回の音楽会で思ったことを、つらつら記録しておこうと思います。

自分が思っていた以上に、大切な世界だったので。

 

「人と一緒に音楽をやりたい」が叶う場所だった

出演者としてエントリーしてから仲間を探せるシステム、これがめちゃくちゃ良かった。

ライブや発表会などに出演する時は、ソロで出たければソロでエントリー、複数人で出たければユニットを組んだ状態でユニットとしてエントリー、というのが通常かと思う。

でも今回は、一緒に組む人が決まってない状態でエントリーして、その後に誰と一緒にやるかを決めることができた。

 

流れとしては、まず音楽会に出演したいと思ったら、掲示板に出演宣言をする形でエントリーする。名前と、何をやりたいか。私はこんな感じで書いた。

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ソロ出演もありだし、既にユニットを組んでいる場合はユニット出演もあり。エントリー時点でユニットを組んでいないが「誰かと一緒にやりたい!」という場合は募集をかけたり、仲間に入れてください!という声掛けができる。

私が今回参加したユニットについては、全てエントリー後に自分から「是非一緒にやりたいです!」声を掛けたり、逆に「ピアノできる方を探しているので、よかったら弾いてくれませんか?」とお声掛けいただいたものだった。

自分のやりたいもの、できるものを提示して、それを求めている人とタッグを組むことができる。まさにライフエンジンそのものだなぁと感じた。

 

人と一緒に音楽をやること。

私は独奏より、連弾や他の楽器・歌とのセッションの方が好きだし得意だと思っている。人と一緒の方が、ほどよい緊張感でいられる。

幼い頃から出演していたピアノの発表会では、独奏と連弾を1曲ずつやるのが定番だったが、練習も本番も楽しく弾ける連弾の方が好きだった。

小~中学生時代に経験した合唱の伴奏も、自分のピアノ以外に歌があることで、発表会や合唱祭などの大きいイベントでも緊張せずに弾けるのが楽しくて仕方がなかった。

 

だがしかし、社会人になってしまうと、「人と一緒に音楽をやること」はなかなか難しい。

そもそも、社会人で音楽を続けている人が、自分の周りにいない。昔ピアノを習っていた、学生時代吹奏楽部だった、という人はたくさんいるが、現在進行形でプレイヤーをしている人にはそう簡単に巡り合わない。
私の場合は、高校時代の友人でチェロを弾く子がいるので、その子と一緒に年1回の小さな発表会に出演させていただいているが、表現の場をもっと増やしたいと思った時に、気軽に声を掛けられるような相手がいない。

そんな、社会人になってから抱えていたジレンマを解消してくれたのが、LE音楽会だった。

 

チャレンジへのハードルが比較的低かった

最終目的地が「LE音楽会」と明確に決まっていたことで、チャレンジへのハードルが低くなったのではないか、と個人的には思う。

固定のメンバーで、定期的にライブに出て…というものではないので、「ちょっとやってみようかな」という気持ちだけで、わりと入りやすい世界だったと思う。

もちろん、イベントそのもの仕組みだけではなく、ライフエンジニア1人1人の他者を尊重する姿勢や、やりたいという気持ちに対して互いにエールを送り合う温かい雰囲気も、チャレンジを後押しする要素になっていたと感じる。

 

新しい音楽に出会えた

1つの空間で、多種多様な音楽に触れられた。これは本当に、お得すぎる。

よくあるピアノの発表会とか、合唱の発表会だと、見ることのできる音楽が限定されてしまう。ライブハウスでのライブも、あまりたくさん見たことは無いが、基本的なバンドの構成はどこもだいたい同じ、というイメージがある。もちろんそれはそれで良いのだが、どちらかと言うと私は、1つの演奏会で色々なジャンル、色々な演奏スタイルがある方が良い。ワクワクする。

それに、演奏を聴きにくるお客さんには音楽をやっていない人もいると考えると、多分、1種類の音楽で複数バンドの演奏を聴いても「正直違いがわからん…」というケースもあると思う(音楽をやっている私ですら、そういう経験は結構ある)。

 

三味線とギターのコラボレーション、そもそも生の三味線を近くで見たことが無いので、リハーサルの時点から釘付けだった。演奏も、ヒーリングミュージックのような感じでリラックスできる音色だった。

手前味噌で恐縮だが、8手連弾もそうだ。ピアノの連弾、というと通常は2人で演奏する。それを4人で弾こうというのだ。ピアノという楽器自体はメジャーなものだが、そうやって使うか…!という目新しさがある。

20年音楽をやっているが、まだまだ知らない世界がたくさんあるんだなぁと実感したし、今までに無かったコラボレーションをもっと見てみたいなぁ、と思った。

 

次回は運営メンバーとして参加したい

…言ってしまった!←

次回開催の予定は現段階では、ない。でも、やりたい。あの場を、1回きりにしたくないと思った。

私はどう貢献できるのかわからないし、もちろん開催が決まればプレイヤーとしても参加するだろうから、運営のタスクと曲の練習のバランスが上手く取れなくて中途半端になってしまったら…とか、正直不安しかない。

今回運営担当だった方々を見ていると、もちろん「楽しい」だけではできなくて、大変なことや苦しいこともたくさんあるんだと思う。

でも、私自身が何よりあの場を欲しているんですよね。気軽にユニットを組んで音楽ができる場所。きっと、こういう場を求めている人って他にももっとたくさんいると思う。
楽器できるけど、歌やりたいけど、でも機会がない、一緒にやる人がいない、とか。

既存のイベントや発表会が、自分のスタイルと合わない、敷居が高い、とか。
せっかくできることがあるのに、やりたいという気持ちがあるのに、それをお蔵入りにしてしまうのは勿体ないなーと思う。

軽率に挑戦ができる「自己表現の場」、もっとたくさん欲しい。
「私なんかのレベルじゃ…」とか、「もっと上手な人いっぱいいるし…」という気持ちがある人でも、入ってきやすいような場。
好き、やってみたい、なんか面白そう、の気持ちだけで入ってこられる場。

そういう場作りに貢献してみたいし、とりあえず自分が欲しいから自ら携わって作ってみたい(笑)

実現するかどうかはわからないけど、ライフエンジン内の企画と言う枠を越えて、もっとたくさんの人が気軽に音楽ができる場が作れるといいな、と思った。

 

こんな感じです。

鉄は熱いうちに打て方針で書き上げたので、粗さが目立ちますがあえてこのまま公開しようと思います。

音楽会楽しかったよ!

 

今日だけ全部忘れよう 2nd season

A.B.C-Zが今年も東京ジョイポリスとコラボすると聞いて、早速行ってきた。

tokyo-joypolis.com

 

昨年もコラボしており、2年連続。感無量。

印象に残ったことをつらっと書きます。

 

・デジタルライブ

『Moonlight walker』と、タイアップ曲『DAN DAN Dance!!』の2曲。

ムンラはフルで流してくれるという…ありがたや…。しかも、正面からの定点の映像が、ファン的には嬉しい。全身映った状態で彼らのダンスを堪能できる。これは、次回から各メンバーじっくり見よう。

サビの時のバックの映像が、フェスティバルを意識したのか、花火がドドドドドド!!!って100発くらい打ち上がってたんだけど、激しすぎてちょっと面白かった。クールでムーディーなムンラの雰囲気と若干ズレてる感じ、好きです。

新曲の方は、タイアップ曲らしくノリ良く明るい曲。イントロからスペトラとトラジャの夢ハリが連想された。Aメロから戸塚さんがセンター。妹への情報連携案件。トップスの下が袖なしのシャツだということも把握したので、こちらも情報連携。

サビの振りが、屋良くんのDISCOTHEQUEの時に踊った曲に似てたな。ジョイポリポーズした状態で腕を上げて外側に振ったり、上下に動かしたり。

大サビで一番上手側にいた郁人くんが、楽しそうにキャッキャ踊ってるのが可愛かったな…。

あと、最後にメンバーの名前が出るところ。五関くん、自分の名前指さして「俺?」みたいな仕草してるのほんと~そういうところ~~~~あざとい好き。

そういう可愛いポイントもこれから見つけていこうと思います。ペンライトも、次回は持っていきたい!

 

デジタルライブで一番嬉しかったのは、通常のライブのラストにいつもやる

A.B.C-Z「俺たちとみんなでー?」

ファン「A.B.C-Z!!!」

ができたこと…!!!!!

これは、本当に、本当に、嬉しい…。ライブに行くと一番幸せを感じる瞬間なので、それをデジタルライブ見に行く度に味わえるなんて。ジョイポリスさん、ありがとうございます。

 

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そして完全に余談だが、現在A.B.C-Zと並行して忍たま乱太郎もコラボイベントをやっているようで、我が軍のデジタルライブが終わると、今度は忍たま乱太郎の映像がスクリーンに流れ始める。そして、フロアに響き渡るのは、勇気100%。

代々ジャニーズのアーティストが歌っており、サビの振りも少クラやらSUMMARYで反復鑑賞したので、曲がかかれば自動的にテンションが上がり無意識に踊ってしまう。メインステージ横の撃音ライブコースターに並びながら、サビの部分になると、友人も私も自然と腕が動いていた。楽しい。

 

・撃音ライブコースター

今年初コラボのアトラクション。過去に乗った経験があり楽しかったので、コラボすると知って結構嬉しかった。前半は音ゲーで、後半は絶叫系。音ゲーの部分に、A.B.C-Zの楽曲が使われている。

ライドの座席についている3つのボタンを使って、アトラクション中に出てくるPV画面に合わせて音ゲーをする。

曲はランダムらしいが、私が入った時はTake a 5 Train、JOYしたい気持ち、Black Sugarの3曲だった。Black Sugarは、複数のボタンを同時に押すパートや連打があったので結構難易度高かった。

また、ただ画面が出てきて3曲プレイするだけではなく、ライドの動きが平坦だったりのぼったり…な中でプレイするので、その変化も楽しかった。

3曲終わると、「安全バーにつかまって!」と塚ちゃん(?)の声が聞こえ、ライドが左に旋回し、外に向かって急発進する。そのままメインフロアの上をグルッと回り、ライド自体も回転する。叫ぶことしかできなかったので、とりあえず叫んだ(笑)

アトラクション内に戻ってきてからも、しばらく猛スピードで旋回しながら走り回っているのだが、そこにもスクリーンがあり、Za ABC 〜5stars〜が流れていた。

絶叫しながらPVを見る。面白すぎる。

🎵「時を超え5st―」

ヲタク「ぎゃあああああああああ」

こんな感じ。ぐるぐる回る視界の隅で、はしちゃんがJr.君たちと楽しそうに歌い踊っていたのが本当に面白かった。最後は絶叫しながら大爆笑して終わった。

大好きな人達の楽曲で音ゲーができるかつ、大好きな人達の映像を絶叫しながら見れるという、貴重な体験ができるこのアトラクション、めちゃくちゃ気に入った!早く2回目乗りたいな〜。

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・コラボメニュー

Fire in Love エビチリ丼を食べました。アルバム曲にちなんでいるんですが、面白い(笑)

意外と辛かった。おほしさまがかわいい。

昨年同様、カフェ内にはリリース順にPVが流れており、机にはステッカーが。テンション上がる。

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あと、カウンターに貼られているメニュー表に、A.B.C-Zのイラストがあったんだけど、これめちゃくちゃ可愛いかった…。今回は後ろにお客さんが並んでたので撮らなかったけど、次回行ったら絶対撮るんだ。

 

・温かく、ノリノリなスタッフの方々

昨年からそうだったが、ジョイポリスのスタッフの方々は、ファンに寄り添う形でコラボイベントを盛り上げてくれる。

デジタルライブの前説では、ツアーのペンライトを持って喋っていたり、昨年はコラボ期間後半になるにつれて身につけているグッズが徐々に増えていた。ライブ中フロア周りにいるスタッフさんもみんなペンライトを振っていたり、声出したり手拍子してたり。

時間帯によっては集まる人数が少なかったり、えび担の特性を考えると結構おとなしい回もあると思うんだけど、そういう時でもスタッフの方が盛り上げてくれると、それにつられて少しずつ参加できることもあると思うので、ありがたいなぁと思う。

今日、とても嬉しかったのは、ハーフパイプトーキョーの女性スタッフの方が、A.B.C-Zの曲に合わせて手振りをしていたこと。

アトラクションの操作ブース(?)にいるスタッフの方が、その時アトラクションに流れていたZa ABC 〜5stars〜のサビの振りを踊っていた。

友人と私はちょうど上の階から階段を降りてきたところでその後ろ姿が目に入り、思わず立ち止まって一緒に踊った。何気ないことだけど、とても嬉しい。

 

今日は舞台観劇終わりに行ったのと、下見~的な感じだったので、回れるところだけ回った感じ。

まだまだ体験していないコンテンツいっぱいあるので、早く2回目行きたいな~。

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自分を活かせる場所

同じグループの上司から新しい業務を教えてもらった流れで、雑談をした。
大学時代の話になり、「日常生活の社会学」をテーマとするゼミに所属して、ジャニーズとそのファンについて論文を執筆したことを話したら、興味深そうに聞いてくれた。

 

ジャニーズにハマったきっかけとか何が好きなのかをジャニヲタにインタビューして考察したり、グループごとのファンの違いとかジャニヲタの独自文化を分析してました、と言ったら、

「面白いなぁ、それ業務に活かせないかな?」

と返された。

 

「人事もねぇ、社会学よ(笑) 例えば、部署によっては長期間お休みしている社員の人もいるじゃない?それを、こう…犯人探しみたいになっちゃうとそれは良くないけど、『どうしてそうなっちゃったんだろう?』って、部署の置かれている状況から考えてみたりね。『今いる人員では業務が回っていない実態があって、その人に負担が集中しちゃったのかな?』とか。そういう分析が、もしかしたら解決に向けて何か役に立つかもしれない。」

 

「ジャニーズのファンにもそれぞれカラーがあるように、うちも部署によってちょっとずつカラーが違うじゃない?そういうの、分析してみると面白いかもね。ちょっと一緒にやってみない?笑」

 

すごくワクワクした。何それ楽しそう。機会があるなら是非ともやりたい…!

知的好奇心がくすぐられた。

 

でも私は何より、上司が「私の特性を活かせる仕事」に着目してくれたことがとても嬉しかった。闇雲に仕事をあてがう発想ではなく、「私の意志」と「私の特性」に目を向けてくれた。
他にも、1つのこと極めたいタイプ?色んなことやりたいタイプ?とか聞いてくれた。

 

私は今の部署に着任して、まだ半年も経っていない。とりあえず、与えられた主担当業務を必死に習得しているところだ。上司が提案してくれたような動きが、すぐに始まるわけではないと思う。

それでもなんだろう、上司の言葉を受けて「自分の能力を活かせる場所に来たんだ」という実感が自分の中に落ちてきた。大学時代、夢中になって論文を執筆していた時の感覚とよく似ている。前の部署ではあまり…というか、ほとんど感じなかったものだ。

自分の特性が活きない場所で、慢性的な無気力感と戦いながら過ごす日々は辛かった。

でも今は、全く別の場所に来たんだなぁ…。

 

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今思うと、前部署での仕事が辛くなった時期、私は「無理をしないこと」を練習していたんだろうな、と思う。
学生時代から、辛くても気合いで何とかする、みたいな感じで頑張ってきたため(というかそう育てられた)、無理をしないように自分コントロールすることが不得意だった。

 

仕事を休みがちになった時期は、ちょっとでもキツいと感じたら無理せず休むようにしていた。正直、少し頑張ればできる範囲のこともセーブしがちになっていた。

 

でもそろそろ、次のステップに行くタイミングなんだろうと思う。
頑張ることと、無理をしないこと。
環境や状況に合わせて上手く組み合わせて、自分をスムーズに動かせるように。
自己肯定感・満足感を日々維持できるよう、自分をコントロールする。

 

今、自分の周りに存在するものに対して、自分をどう使うか。
今、自分の周りに存在するものを使って、いかに自分を成長させるか。

 

もう1段上を目指して、日々試行錯誤していきます。

やさしさってなんだろう

「やさしさってなんだろう」

 

そんな問いが、TwitterのTLに流れてきた。

最近やさしさを感じた瞬間がある!と思ったので、書いてみます。

 

私は、「やさしさ」は2つの要素でできていると思う。

①存在をありのまま認めること
「私はこうだと思う、こっちの方が良いよ」ではなくて、「私はこうだけど、あなたは違うのね」というスタンス。共感できないならしなくていい、ただ「そうなんだね」と認識してくれること。
②その人自身の思い・言葉で相手と関わること
相手のありのままを認めて寄り添いながらも、自分自身の素直な意見や感情を自分自身の方法で伝えること。

 

最近、やさしさを感じたことがある。

私は、今の仕事を辞めたいと思っている。昨年の9月頃から自己分析等を本格的に始め、転職に向けてベビーステップを踏んできた。そして11月、いよいよ次の職探しをしようと転職サイトを見始めたが、平日の日中は仕事をしながら面接を受けに行く、という現実を考えた時に、日々の負担が大きすぎて私にはできないと判断した。「とりあえず決まればいいや」ではなく、自分が本気で取り組みたいことを丁寧に探したい、そのような思いから次の職場を見つけるより先に退職することを決意した。

そんな折、運良く経営企画部長と面談をする機会があったため、退職の意志を伝えた。現時点で転職先が見つかっていないため、退職の理由として素直に「自分のやりたいことを本気で探したい」ということを伝え、自分自身の仕事観や自分の生き方に触れるような部分も併せて話した。

私の話を聞き終わった後、部長は言いづらそうに、でもはっきり「仕事ってそういうものではないと思う」と私に言った。

「個人的な意見だけど、好きなことは趣味としてやった方が良いよ」

「どうしてこの会社に入ったのか、その理由をもう一度振り返ってみたほうが良いよ」

「もっと周り(社内)の人に相談した方が良いよ」

「辞めることはいつでもできるから」

自分の感覚や思いに対して「そういうものではないと思う」と決めつけられたことがショックだった。(部長にはそんな意図はないことはわかっていたが、)自分の存在ごと否定されたように感じてしまい、面談後しばらく1人で泣き続けた。

かなりダメージが大きく、その後2日連続で会社を休んだ。そんな時、私に届いた2種類のメッセージがある。

 

★ライフエンジニア*1からのメッセージ

私は、ライフエンジンというオンラインコミュニティに所属している。ここが、今の私にとって最大の居場所である。ライフエンジンの仲間がいるから、見守っていてくれるから、メンタルがなかなか安定しない中でも何とか日々を過ごせている。コミュニティの詳細は以下リンク先を参照していただきたい。

jmatsuzaki.com

 

ライフエンジン内では、コミュニケーションツールの中で個人チャンネルを作り、自分の思ったことや考えたことを自由に綴る文化がある(クローズドなTwitterというイメージ)。私も個人チャンネルを持っており、日々の内省をつらつらと投稿している。部長との面談後、泣き崩れそうになるのを必死に堪えながら人のいないフロアの隅に移動し、個人チャンネルに思いを吐き出し、その後も辛さを紛らわそうと1~2時間ごとに個人チャンネルを覗いていた。チャンネルを開くたびに、新着の反応があった。

「周りの目を気にせずに思いを吐き出して」と言ってくれる人、状況に対して具体的なアドバイスをくれる人、「ひとりじゃないよスタンプ」「お茶スタンプ」等のリアクションスタンプ*2を押してくれる人…

色んな形のやさしさに触れた。

誰一人として、「その伝え方じゃダメだ」とか「もっと強く伝えなきゃ」等と言う人はいなかった。ありのままの私を受け止めてくれ、それぞれ自分にできる方法でエールを届けてくれた。私の投稿に対するリアクション全てに、1人1人の思いが込められていることを感じた。それがとても嬉しかったし、やさしさを感じた。

 

★先輩からの退職メール

入社以来、同じグループで共に業務をしてきた先輩が結婚をきっかけに関西に引っ越すこととなり、最近退職された。入社直後はもちろん、異動でグループが変わってからも業務上頻繁に連絡を取っていたり、他の先輩を含めて焼肉に行ったりなど、交流が深かった方である。

1月上旬に送別会があったが、日程が例の部長面談の翌日だった。会社を休んでいるにも関わらず、送別会だけ顔を出すことなどできないため、幹事役の上司に泣く泣く欠席メールを打った。ご挨拶できなかったことが申し訳なかったし、悔しかった。

面談後、週を跨いで6日ぶりに出勤してメールボックスを開いたら、未読メールであふれかえってパンクした受信ボックスの中に、「ご挨拶」という件名で先輩からメールが入っていた。

以下、先輩からのメール文抜粋。

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ついに退職の日が来てしまいました…

体調大丈夫ですか?(>_<)

無理は絶対にしないことです!

如何様にも人生の選択肢、生き方はあります。

辛いときは後先考えずにスパッと終わらせるのも大切だと思います。

休むことは悪いことじゃないし、今まで頑張ってきた分の休みだと

思ってゆっくりしてくださいね(^〇^)

なーんて何様って感じですけどね笑

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先輩は私とは真逆の性格で、仕事はとても早かったが、時に大雑把だなと感じることもあった。自分の感覚にとても素直で、仕事としてやらなくてはならないものも面倒くさいと思ったら上手いことしれっとショートカットするし、上司相手にも「面倒くさいものは面倒くさい」とはっきり言う方だった。細かいところが気になる神経質な私は、先輩と自分の間のギャップに悶々としつつも、上司が相手であってもはっきりと意思表示できる先輩を羨ましく思っていた。 そんな先輩から届いた退職メール。

 

「辛いときは後先考えずにスパッと終わらせるのも大切だと思います。」

 

この一文が真っ直ぐ心に響いてきた。

そもそも私は、辛いときであっても物事をスパッと終わらすことができないタイプである。現状をどう終息させるか、その後どうするか、色々なことを考えてしまう。そのため、私からすればこの一文は「それができたら苦労しないよ」、というある意味卑屈な受け取り方もできてしまう。

しかし、そうではなく素直に受け取ることができたのは、言葉に乗っかっている「先輩らしさ」を感じることができたからだと思う。私の思考に合わせて「大変だと思うけど、たくさん悩んで頑張ってね」というニュアンスではなく、先輩自身の感覚で、先輩自身の素直な言葉で伝えてくれた。なんとも潔い、先輩らしさが詰まったエールだと感じて嬉しくなった。

実際の私はスパッとやめることなんてできないけれども、心は少し軽くなった。そうだよね、辛かったらやめていいんだよね。私の進もうとしている道は間違っていないんだ、と思えた。

共感とは違うベクトルでのやさしさ、を感じた。

 

 

相手の存在を認めて、自分自身の方法で意見や感情を伝える。

私も、自分なりのやさしさを届けていこうと思う。

*1:ライフエンジンに所属しているメンバー

*2:ライフエンジン内には、他人の投稿に対してスタンプでリアクションする文化がある。Twitterの「いいね」機能に似ているが、「いいね」だけでなくライフエンジンオリジナルのスタンプが多数存在する。お茶スタンプは、頑張っている人やちょっとお疲れ気味の人に対して労いの意味を込めて押されることが多い。

ラジオに投稿したネタが読まれたので、考察してみた(A.B.C-Z Go!Go!5)

ラジオに投稿したメールが読まれました。

 

帰宅すると、「NACK5」と書かれた封筒がリビングの机に置いてあった。宛先は私。

A.B.C-Zファンにとって、NACK5と言われたら『A.B.C-Z Go!Go!5』だ。メンバーがメインパーソナリティーを務めるラジオ番組である。

A.B.C-Z Go!Go! 5 FM NACK5 79.5MHz エフエムナックファイブ

 

封を切ると、「当選おめでとう」と書かれた紙と、小さな青いステッカーが出てきた。A.B.C-Z Go!Go!5は、投稿を紹介されたリスナーにはステッカーが贈られる。…え!?私の投稿読まれたの!?いつ!?!?聴いた覚えがなく、テンパった。直近の放送を聴いていないことを思い出し、音源を探した。リスナーからの投稿を紹介するコーナーを聴いていると、「じゃあもう一通いきます」という言葉に続き、大好きな人が私のラジオネームを読み上げた。

 

恥ずかしながら声をあげて泣いてしまった。大好きで憧れの人に名前を呼ばれたことが、彼らが時間を使って私のことを話題にしてくれたことが、ビックリするくらい嬉しかった。イベントでご本人とハイタッチした時よりも泣いた。

1回では全て処理しきれなくて、2回聴いた。1回目は、ただただ私の投稿したネタを起点に話が展開されていることが嬉しくて泣いた。2回目は、彼らの発する言葉が、今の私の悩みとリンクし、前進するための方向を指し示してくれているように聴こえて泣いた。

 

せっかくの貴重な機会ということで、当該部分を文字起こししてみた。そして、彼らの会話の中で特に響いた部分をピックアップし、今の自分自身のことと重ねて考察してみた。

 

( 以下、ラジオ文字起こし)

 

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A.B.C-Z Go!Go!5(FM NACK5 12:00~12:25)

2018/12/15放送回

パーソナリティ:A.B.C-Z 河合、五関、塚田

 

五関(以下、五)「じゃあもう一通いきます、東京都○○(市区町村)、にょんさん。20代の女性からいただきました。私がJOYしていることは、ヒップホップダンスです。」

河合(以下、河)「あぁ~」

五「半年ほど前から習い始め、12月の頭にクリスマスイベントに出演します。今日のレッスンでフォーメーションが言い渡されたのですが、社会人組の中では若いチームに入るためか、1列目率が高かったです。私は五関くんのファンなのですが、メインで踊る曲の立ち位置が『We are 5Stars!』の五関くんの立ち位置だったので、めちゃくちゃ嬉しいです。本番はリラックスして踊りたいので、何かコツがあったら教えてください」

 

五「これねぇ、まぁ緊張するよ本番前。何にしても。でもまあ、うーん…」

塚田(以下、塚)「半年間だよ」

五「半年間ねぇ」

塚「だからまだ初心者―」

五「うん」

河合(以下、河)「そうだよね。まだ全然ドキドキするし―」

五「するする」

河「恥じらいもあるし」

五「うん」

 

五「あの~…、失敗しても責めることしないことだよね、自分自身を」

河「う~ん」

塚「まぁ確かにね!このなんか経験したっていう(ことが)―」

五「そうそうそう」

塚「絶対に今後活きてくると思うよね」

五「だからそれを決めておけば、たぶんねー楽しめちゃうと思うんだよ」

河「失敗を先に考えないで―」

五「そうそうそう」

河「とりあえずもう失敗したら失敗したで」

五「そう!それはそれ。本番ナマモノはしょうがないから」

 

河「確かにそうだね。失敗したら、その人の…今の実力だもんね」

塚「うん」

五「んふふふ(笑) そうそうそう」

塚「いやそういう厳しいことは―」

五「そうなんだけど、そうなんだけど(笑)」

塚「出し切った結果っていうことね!」

河「そう(笑)」

塚「だからぁ、出し切った結果だったらぁ―」

河「今の違うな、(言い方)間違えたな(笑)」

塚「厳しいよ!だいぶ厳しいよ!」

五「wwwwwwwwwwwwwwwww」

河「間違えた、炎上だwwwwwwwwww」

塚「炎上、炎上!」

五「そうなんだけどね?(笑)」

 

河「でもそれをさ、確認できる環境ってすごい良い環境だと思うよ」

五「まぁそういうことですよね」

河「自分たちでもあるじゃん、これ失敗したりできなかった―でもさ、できないっていうのを、気づかないと、自分の能力ってわかんないじゃん」

塚「うん、うん」

河「今の自分の能力。だからそのためにやっぱね、堂々とやって」

塚「うん」

河「間違えるなら堂々と間違えちゃった方が」

五「そうそうそうそう」

河「―いいと思うな。俺はすごい、応援してるよ♪」

五「ふふふふふふふふ、結果ね(笑)」

塚「でもさ12月だからもしかしたら終わってるかもしれないんだよね、頭(初旬)だからね」

五「気になるから是非、結果報告お待ちしております」

河「ね」

五「にょんさん」

塚「お願いします」

河「紹介していいのであれば」

五「ね♪ふふふふふふ(笑)」

塚「気になるね」

五「うん、お願いします」

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私は、「ありのままの自分で仕事ができる環境作り」について、随分長いこと悩んでいる。転職を考えており、今日経営企画部長との面談があった。転職を考えていることを、初めて社内の人間に打ち明けた。

ラジオに投稿したのはダンスのことなので、彼らのアドバイスはもちろんダンスに対するそれなのだが、今自分が対峙している悩みとリンクさせて考察してみた。 

 

五「あの~…、失敗しても責めることしないことだよね、自分自身を」

河「う~ん」

塚「まぁ確かにね!このなんか経験したっていう(ことが)―」

五「そうそうそう」

塚「絶対に今後活きてくると思うよね」

 今日の経営企画部長との面談は、一言でいうと失敗だった。「転職」というワードを会社内で初めて発する、ということに緊張し、「言ったらどうなるんだろう…」という思いが不安を肥大化させた。

自分の伝えたいことの核が分からなくなり、既に答えが出ている部分についても迷いの感情が乗っかった状態で話してしまった。「このままこの仕事続けてていいのかなぁ」とか、「自分のやりたいことってこれじゃないなぁ」とか。この部分に関しては、既に自分の中では答えが出ている。「このままこの仕事続けていたくない」し、「自分のやりたいことってこれじゃない」のである。

 

要するに、一番伝えたいことを明確に言葉にできていなかった。

・自分が「好き・やりたい」と思うことを仕事にしたい

・今の仕事を2年半やってきて、「好き・やりたい」とは思えていない

・自分の「好き・やりたい」は明確になっているが、それを実現するための具体的な仕事は何なのか、が見つかっていない⇒定まっていないのは、実はここだけ

・周りの力を借りてそれを見つけたい、見つけるための時間が欲しい、だから退職したい

 

面談後、何で言いたいことが通じないんだろう、私の伝え方が悪いんだ…と自分を責めた。でもよく考えれば、今日生まれて初めて「経営企画部長に、転職を考えている旨を話す」経験をしたのである。初めてなのだから失敗して当たり前、上手く話せなくて当たり前ではないか。じゃあ次どうする?今回の失敗を踏まえて、次の面談の時には何を伝えなきゃいけない?そこにフォーカスしていこうと思う。

 

河「とりあえずもう失敗したら失敗したで」

五「そう!それはそれ。本番ナマモノはしょうがないから」 

大好きなピアノを弾くときは当たり前にそう思えるのに、仕事になった途端にその考えが封印されていることに気が付いた。

ピアノに対してそう思えるのは、自分のピアノに誇りを持っているから。これまで積み上げてきたものが、何にも変えられない自分だけのものだという自信があるから。同じように、仕事にも誇りを持てるようになりたい。

 

河「自分たちでもあるじゃん、これ失敗したりできなかった―でもさ、できないっていうのを、気づかないと、自分の能力ってわかんないじゃん」

 

以前から自覚はしていたが、口語でのコミュニケーション能力が低めで、かなり苦手意識があるということを再認識した。それならば、できないなりにどうする?と考えるようにしたいと思う。

 

五「にょんさん」

 最後にも名前呼んでくれたの嬉しかった♡

 

 

コーナーが終わった後に、五関さんセレクションで彼らの曲が流れた。

 

♪特別な君へ 

―君が泣きたい時は ここで待っているよ 声が届かなくても 想ってるよ

 

大サビ前のCメロ部分の歌詞が自分の中にストレートに入ってきて、一度引っ込んだ涙がまた押し寄せてきて声を出して泣いた。

今までは良い曲だよね~とあっさり聞いていた曲が、今日、私にとって大きな意味を持つ大切な曲になった。

 

五関さんありがとう、A.B.C-Zありがとう。 

自分の生きたい方向に進めるよう、頑張ります。

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私なりのやりたいことの見つけ方

ブログ書くの久々で緊張していますが、自分らしくつらつら書いていきます。

本ブログの記念すべき初記事は、私なりのやりたいことの見つけ方。

私の所属しているオンラインコミュニティ内で「来週月曜日までに書いてね!」とお知らせがきていたので「うぉぉぉぉぉぉ書いたる!!」と燃えています。

自分の中で好きなものや興味のあることがはっきりしていて、かつ妄想大好き人間のためか、やりたいこと自体はわりとぽんぽん思い浮かぶ方だと思っています。気づいたら「楽しそうやりたい!」と思っていることがほとんど。その「楽しそうやりたい!」が生まれる瞬間について、言語化してみます。

 

①何でもいいから好きなこと・無意識にやっていることを起点として考える

 

個人的にはこれが最強かつシンプルだと思っている。好きというだけで取り組むまでのハードルが下がるし、無意識に至ってはほぼハードルは無いに等しいと思っている。また、好き・無意識が根底にあることで、作業に対する拒絶感や肥大化し続ける面倒くささ等の悪いストレスと戦わなくて済む。

私の好きなこと・無意識にやっていることは、以下の3つである。自分自身の主成分であり、軸であると認識している。何か新しい視点やコンテンツに触れた時、無意識にそれらとこの3つの要素を掛け合わせることをしている。その結果思いついたものが、「やりたいこと」になる確率が高い。

  • 書くこと

抽象的な概念を図にして可視化する、長文を書く・推敲する、記録する(日記・家計簿など)

  •  ピアノ

耳コピ、伴奏

  • ジャニーズ

ジャニーズの創造するエンターテインメント、ジャニーズという大きな組織の中に存在する各グループの特性、グループ内でのタレント1人1人の役割、ジャニーズを見つめるファンの脳内構造、グループごとのファンの特性、などを分析的な視点で見る(…改めて言語化してみると、我ながら狂気めいたものを感じる)

 

ちなみに、これまでの掛け合わせの中で最強だったのは「ものを書く(長文)×ジャニーズ」。大学時代、卒業論文でジャニーズとジャニオタをテーマに論文を執筆したのだが、作品を読み返してみると「これは本当に自分の書いた文章なのか」と疑うレベルの語彙力を発揮している。大好きなものをテーマに研究し分析した結果を、得意な文章でまとめる。好き同士の掛け算で、「やりたいこと」をハイレベルな形でアウトプットできた貴重な経験だった。

 

②日常生活の中で自然と身につくスキルを、別の場面に持ち出してみる

 

特段習得のために頑張って時間を割かなくても勝手に身につくスキル、というものがある。主に仕事をする中で得られるものだと思うが、私にとってそれは「Excel」である。

大学卒業後、事務会社に就職したことで「Excelを動かす」という新たな日常行為が追加された。入社1年目の時点では、SUM関数、セルに罫線を引く…レベルの最低限知識しかなかったが、先輩に聞きながらメモを取りながら日々エラーと格闘した結果、入社3年目になった今では、EXACT関数の中にVLOOKUP関数を入れ込んで一発でデータの整合性を判定できるレベルまで成長した。リスト機能も使えるし、(苦手だけど)条件付き書式も自分で設定できる。日常の力って凄い。

その日常スキルを起点に生まれたやりたいことが、「Excel家計簿の作成」である。

私は、高校生、大学生、社会人、と人生のステージが上がっていく中で、家計簿にまつわる悩みを抱えていた。それは、支出の種類が増えることにより収支全体の動きが見えづらくなり、自分が何にどれだけお金を使っているのか全然把握できない、ということ。市販の家計簿だと、年単位・支出項目単位で収支動向を把握するには限界がある。また、支出項目についても完全自分用にカスタマイズしたい欲があった(ジャニーズにかける費用は、”趣味・娯楽”カテゴリーとは別に”ジャニーズ”というカテゴリーで管理したかった!)。

そこで入社2年目を迎える頃、仕事で覚えた技を駆使してExcelで家計簿の作成を始めた。年単位で収支を把握できるシート、月ごとの支出を入力するシート、ジャニーズ関連の出費を細かく入力するシート…自分用にカスタマイズしていくのがこの上なく楽しかった。自分の要望を全て叶えたツールなので、それはそれは快適である。

このように、仕事で勝手に身についたスキルをプライベートの世界に投げ込んでみると、そこからやりたいことが生まれやすい気がする。既に一定のスキルがある状態からスタートできるため、実際に取り組むハードルも下がる。かなりオススメ。 

 

以上2つが、私なりのやりたいことの見つけ方、である。自分のことだが、書いていてなるほどなぁと思った。言語化って凄い。ついでに、それらの根底にある考えや意識についても目を向けてみた。これかなぁと思ったものが2つあった。

  • せっかく身に着けたスキルは余すことなく使いたい

私自身あまり器用な人間ではないため、スキルを習得するまでに時間がかかる。その習得までに積み重ねた時間を、無駄にしたくない気持ちが強いのだと思う。できるようになって終わりじゃ勿体ないじゃん…という意識から、②のような発想が生まれたんだろうなと思う。

  • やりたいことを達成した自分に会いたい

やりたかったことを達成することで、それまで見えなかった世界が見えるようになることが純粋に嬉しいし。視界が一気に開けること、自分の世界が進化・深化していくことに、この上ないワクワクを感じる。その瞬間の「わぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ってなってる自分が好きなんでしょうね、きっと(笑)